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Google GlassでEコマースはどう変わるのか?

先日Googleから発表されたGoogle Glass

顔に身につける眼鏡型のヘッドウェアという、斬新なインターフェースで注目を集めています。

今回はそんなGoogle Glassによってショッピング体験がどう変わるのか?という点をまとめた記事がありましたので紹介します。

Google Glass: Is G-Commerce Next? | Get Elastic Ecommerce Blog

——————————————-以下意訳——————————————-

Google glassは消費者向けのローンチを間近に控えています。

インターネット接続やアプリケーションが使える新たなデバイスとして、「Google glassが持っているポテンシャルはどんなものか?」と期待が集まっています。

イノベーティブなデバイスとなり得るのか?

スマートフォンやタブレットのように、Google glassは情報の送受信ができます。

メガネのように身につけるこのデバイスは、下記のようにスマートフォンでできることはなんでもできます。

  • 写真撮影
  • ビデオ撮影
  • 株価のチェック
  • 天気を調べる
  • Eメールの送受信
  • テキストメッセージの送受信
  • ビデオ通話
  • GPS機能

スマートフォンとの大きな差別化のポイントはハンズフリーで情報へ素早くアクセスでき、より直感的ということです。

企業向けにEコマースのコンサルティングを行っているElastic Pathのストラテジストは次のようにコメントしています。

「メガネ型で顔に装着可能というだけでは破壊的なプロダクトであることの理由にはなりません。それはUIの1要素に過ぎないからです。重要なのはTVやPC、スマートフォンやタブレットなど新たな製品が登場すると、それ以前には考えられなかったデジタルプロダクトやサービスが次々と進化を遂げて産まれてくるということです。その流れはGoogle glassにおいても同じことが言えるでしょう。」

検索方法の変化

おそらくGoogle glassが持つ最も破壊的なポテンシャルは外出時の検索方法にあると思います。Googleのモバイル検索アプリは現在、画像キャプチャによる検索をサポートしています。

例えば、Google検索アプリを使って書籍のバーコードにカメラをあてると。。。

barcode-scan

Googleショッピングを検索したり、Googleブックス閲覧のオプションが表示されます。

barcode-results

Googleショッピングはさらに販売者の検索結果や近くの販売情報も表示してくれます。

search-nearby

Google glassでは考える間もなくこれらの操作が完了します。

地域の販売業者から提供される在庫情報と地図を結びつけて、近くでその商品が手に入るのかを教えてくれます。こういった情報にたどり着くまでにポケットから携帯電話を抜く必要するないのです。

さらにこのデバイスはGoogle自身が提供しているAndroidアプリ「Google Now」と組み合わさると、破壊的な変化をもたらす可能性があります。

Googele Nowはスポーツや旅行、天気、不動産、レストランといったそれぞれのテーマで、個人の嗜好やリアルタイムの状況に即した情報が得られるサービスです。

Google GlassとGoogle Now、そしてGoogleウォレットが連携して生み出されるショッピング体験は次のようなものになるかもしれません。

Google Glassはバーコードをキャプチャし、Googleショッピングのデータベースから購入可能な商品を見つけ出します。ネット上のカートに商品を追加して購入という一連の流れをスムーズにします。

さらに予測決定エンジンを利用して、最安値の情報やお得な送料、評価の高いショップ情報を選びだしてくれるので余計なショップ比較などをする必要がなくなります。

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ここではバーコードをキャプチャする例が紹介されていますが、おそらく画像検索を使うことで、Google Glassを通して商品を見るだけで商品情報が表示されるということも可能だと思います。

うーん、実にスマートですね。

Google Glassの紹介動画は、映画のような未来がすぐ間近に迫っているのだとワクワクした気持ちにしてくれます。

実際に触れる日がくるのが待ち遠しいです。


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